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初心者の自動車産業ニュース ~労働協約~

こんにちは!情報4部ニュースチーム所属の染矢です。
新卒4年目になる今でも、おやつにバナナやリンゴを食べながら頑張っています。うっきっきー!

さて本日は、ニュース作成者の目線から、最近話題のトピックスをお届けします!
自動車産業ニュースといえば、絶賛開催中の「ジャパン モビリティショー」・・・ではなく、米国とカナダで約3カ月間にわたって繰り広げられた、「労働協約交渉」を巡るお話です。

就職活動中の皆さんにとっても、賃金や就労条件ってすごく大切なポイントになると思います。これらの条件について、従業員は企業と交渉できますが、1人での交渉では企業よりも立場が弱くなってしまいます。そこで、従業員は集まって「労働組合」を結成してきました。

この労働組合が代表して企業と交渉し、その結果が「労働協約」という形でまとまります。

今年の7月以降、米国とカナダの自動車労働組合は、今後数年間の条件を巡って各企業と交渉を続けてきました。ただし、労働組合と企業とで希望する条件に大きな隔たりがあったため、合意まで長い時間がかかりました。

この交渉の際には、会議室での話し合い以外にも交渉のカードが切られます。たとえば、従業員側は勤務を「ストライキ」することで、企業側は従業員を「レイオフ(一時解雇)」することで、交渉の駆け引きをしていきます。今回、米国では労働組合80年の歴史で初の3社同時ストライキが行われるなど、合意に至るまでには工場休止のニュースが相次ぎました。

ちなみに、日本では主に「企業別」に結成されている労働組合ですが、北米では「産業別」に組織されることが多いです。
今回は、米国では「全米自動車労働組合(UAW)」、カナダでは「Unifor」(自動車産業をはじめ複数の産業が加入)という労働組合が、企業と交渉を行っています。

もっと詳しく知りたい!という方は、ぜひ弊社ニュースコンテンツも覗いてみてくださいね👀